最近、思うところあって サンクトペテルブルクについて調べております
んで、入口として選んだのがこの本
すごく興味ぶかい記述が多いのですが その中から一段落をば抜粋します
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リトワニアの異教の歴史は、スラヴの神話が示してみせた光景と似た光景を、われわれの目の前にひろげて見せる。二つの大きな区分が可能であって、その一つは田園の民衆の間に広まっているより原初的な宗教を含み、他方は、より高次の、より《組織立てられた》神話を示す。今日までよくもちこたえて民衆歌謡や民間伝承のなかに保存されているのは、前者である。後者は、キリスト教の攻撃によって、いわばより完全に、消滅してしまった。それは、特に、キリスト教が、その登場の始めに、十字架騎士団の武器によって、そのことを強行したからであった。十字架騎士団の騎士たちは、[異教の]教会を破壊し、信仰の対象を燃やし、異教の僧たちを皆殺しにした。
123頁
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本書には新版もあるようですが 図書館で借りたので ボクは旧版を参照しております